H23.12.25
来年のこと
考えてみると,北アルプスの3000m峰が抜けている。日本3位の奥穂高か5位の槍ヶ岳に登ろうかと思う。槍ヶ岳ならば新穂高温泉から槍平のテント場からのピストンで行けそうだ。奥穂高は,岳沢からのピストンは厳しいな。3泊できるならば涸沢経由で北穂も含めたい。そうなると,とりあえず槍ヶ岳かな。駐車場の確保が難しいかも。平日出発でしか無理か。
H23.7.30
標高図から
何故両俣経由の間ノ岳行にこだわったかというと,下の図を見ればその理由が分かる。青のグラフが両俣経由の登高図だ。緑のグラフは大樺沢経由の登高図。傾斜が全然違う。両俣経由の登山道が楽なのだ。
そこで,来年は登りにこのルートを使うことにする。1泊目は両俣小屋に宿泊。釣りもするよ。そこから,間ノ岳を踏んでから北岳山荘に2泊目。余力があれば北岳に登るけど,赤のグラフのトラバース道を通って,八本歯のコルに出て,大樺沢を下って下山するという2泊3日のコースだ。下りは多少強いのだ。それに,もしかすると広河原で釣りが出来るかもしれない。
全然別の話だが,新穂高温泉から槍平経由で槍ヶ岳登山というのもいい。この場合,槍平にテントを張って,槍ヶ岳ピストンの2泊3日行だね。これで,日本5位をゲットするというのはいかがか? いずれにしても,2泊3日が限度かな?
H23.7.22
24年の夏山計画が決まった
梅雨が明けたら時期を逃さず直ぐに出発する。広河原経由で北岳山荘に泊まり,間ノ岳で遊ぶ。できれば農鳥もピストンして南アルプスの3000m峰を全て登頂する。具体的な計画を綿密に立てないと,時間と体力制約の多い私にはかなり困難だ。
H22.7.27
23年の夏山計画が決まった
22年の両俣でのキャンプは最高だった。詳しくはそのページで。あまりの居心地の良さに,来年も両俣に泊まり込む予定だ。ただし,今度は小屋泊まりで。資金を貯めよう!
H22.7.17
夏山計画が決まった
今年の夏は両股をBCとする。1日目で両股までいきたいが,10時05分のバスに間に合わなくてはいけない。すると3時には出なければいけないな。次は14時頃なので,両股には18時頃着になる。林道歩きだからいいか。
2日目は仙丈岳の稜線に乗って三峰岳経由で間の岳ピストン。両股に再度幕営。翌日1日釣りをするかな。入漁券は入手してある。来週に梅雨明けだろうから23日に出発の予定。今回はビデオを撮るぞ。
H22.2.18
さて今年の山行だが
昨年の果たせなかったコースに再挑戦なのだが,ヤワな体力なので逆コースで考えている。即ち,北沢峠から歩いて林道を両股へ。丁度いい広河原へのバスがないので,出合いまで歩いてしまおうということで。下りだし,40分で行けるだろう。そこからはジワジワ登りで3時間ほど。夜行で運転した疲れを癒し,体慣らしに丁度いいかもしれない。両股小屋に宿泊し,できれば釣りもしてしまう。翌日は,最初の1時間の急登をクリヤーしてしまえば,大樺沢コース以上に緩やかな登り。間ノ岳にのぼってから3000m稜線を堪能して北岳小屋に宿泊。その翌日に調子が良ければ北岳を越えて広河原に下る。登りはもういい! 状態であれば,トラバースして八本歯へ向かう。
事前の調子が良ければ,テントを持っていくかな。両股でキャンプもいいし,広河原に幕営も久しぶりだ。楽しみ。
H21.8.17
ダメだった
立てていた計画は,家内が富士山に登りたいと言い出したことや,なかなか明けない梅雨などが関係して,大幅な変更となった。最終的には,広河原から八本歯のコルを経由して北岳山荘にトラバースして,間ノ岳を踏んでから三峰岳を通って両股に降り,そこで渓流釣り三昧とする計画にした。
当初の予定では,夏休みに入ってすぐを考えていたが,家内が富士山に登る時期であったことと梅雨が明けていないことで見送った。次は7月末頃を考えていたがこれも梅雨が長引きダメ。次のチャンスは山形行きでダメ。結局お盆の時期に出発となった。
静岡で大きな地震があって東名高速上り線が通行止めになってしまったために,中央高速の上り線が混雑することを考えて,出発時期と時間が狂った。結局,仙流荘の駐車場には8月14日の1時30分に着いたのだ。登り始めは良かったものの,コル近くで不調となり,御池小屋に戻ってそこに泊まった。回復した翌日は,登り返すことはせず,広河原に戻って野呂川で遊んだのである。フライロッドを持ってきていたので,登山靴のまま流れに入ってフライを投げていた。何回かライズはあったもののヒットは無し。
けれど,濡れた登山靴と靴下を脱いで乾かしながら,大きな岩盤の上に寝ころびながら見上げた空は,なんと青深かったのだろう。
さてH22の計画だが
これはもう再挑戦だろう。ただし,登る前はしっかり寝ないといけないので,岡山を早朝に出て,広河原にテント泊する。翌日北岳山荘泊。間ノ岳を踏んで両股に下り,渓流三昧だ。日釣りではもったいないので,年券を購入しよう。トレーニングをしっかりしないとね。広河原でのテント泊は,ツェルトでもいいかな? って考えてる。
H21.4.4
今年の山行が決まった
最初に北又川を遡って大沢岳に登り,赤石岳を越えて椹島に降りたのが20歳頃だから,それから35年後,ようやく遠山川の岩魚釣りをすることができる。若い頃に釣っていたら,50cmなんてのも釣れたのではないだろうか?
だから便ヶ島でキャンプする予定。翌朝直ぐに行動したいので,古いダンロップのテントを使い,バサッと車の中に入れておく。ザックにパッキングしておいた軽量のトレックライズは使わずにね。
聖平のキャンプ場は雰囲気がいい。広いし開けていて気持ちがいい。標高も2300mほどで,三伏峠よりも300m低いので,気温も2度は高いだろう。軽量の羽毛シュラフが三伏峠では多少寒かったが,今回は丁度良いかもしれない。
聖岳は数年前の椹島起点の周回コースを取ったときに頂上を初めて踏んだが,奥聖岳には行けなかった。これが今回の目的の3つ目。聖平出発で,聖平へ戻るので時間は充分だ。
そうそう,ETC割引で,何処まで行っても1000円なので,これは大きな利点だ。片道しか使えないのが残念ではある。
H20.10.11
来年の山旅は渓流も探ってみる
間ノ岳の日本一長い3000mの稜線を歩く。小渋川から大聖寺平を経て荒川小屋に泊まる。遠山川から聖平を経て奥聖岳に行く。
どのコースも絶好の釣り場だ。身軽なフライのパックロッドを持って,できればその日の食料となる1尾の岩魚をゲットしたい。ただ,その時の膝を中心とした体の調子により,コースが変わる。もしかすると,そのまま渓流釣りの旅に変更しているかもしれない。過去にそんなことがあったものな。
H20.8.4
今年の山行を振り返って
計画段階ではあれこれとコースが紆余曲折したが,膝の状態を考えると,無難な仙丈ヶ岳に落ち着いた。実際には膝の状態がもったので,賢明な選択だったといえる。出発の曜日も適切だったとみえて,テント場や小屋の泊まりも空いて落ち着いていたし,交通事故による高速道の通行止めという件はあったものの,往復の交通事情も快適だった。今年の山行は最良の部類に入るだろう。
さて,来年の山行だが,それまでにはトレーニングをしっかり積んで,便が島経由の聖岳になるだろう。前夜発で行けば,途中のSAで仮眠をとってそのまま聖平に届きそうだ。翌日に聖岳を往復し,再度聖平に泊まるもよし,便が島に泊まって釣りをするのもよし,そのまま帰っても良いという,余裕の山行になりそうだ。
来年が近づけばまた悩むのだろうが....
H20.7.14
小渋川の遡行で
今年の夏は,職場の関係で休みがなかなか取れない。休めないわけではないが,山に入る数日間の長い休みが取れないということだ。どうにか4日間の長さを確保できそうなので,予備もみて2泊3日の山旅ができそうだ。それも,7月中に行っておかないと,夏休み中の仕事に集中できそうもない。贅沢な悩みか?
行き先は仙丈と考えていたが,欲が出て,便ケ島からの急登を登って聖平・聖岳とも思っている。また,小渋川から大聖寺平へ出るルートも候補としてあがってきた。廃道になったと思っていたが,わずかではあるが渡渉を繰り返して広河原小屋を経由して登られているようだ。朝に岡山を出て,その日のうちに広河原小屋まで行き,翌日赤石岳か荒川岳を往復して荒川小屋に泊まることができるのは魅力だ。様子が分からないので,初回は小屋泊まりとして身軽に行動し,次回からはテントも持参したい。大河原までの道筋は覚えているので楽だ。また,小渋川で釣りをしながらというのも悪くない。
H20.6.9
秋葉街道サイクリング
今年の夏は登山も良いけど,若いうちに秋葉街道サイクリングというのもいいなあと思ってます。茅野まで輪行して,杖突峠を越え高遠へ。長谷まで行って1泊目。翌日は分杭峠を越えて鹿塩に下り,地蔵峠を越え遠山郷和田に泊まる。
3日目は青崩峠を越えて水窪。ここまで諏訪から直線で100km程度。余力があれば更に50〜60km走り新幹線の浜松か豊橋へ出る。
若いつもりで考えるから簡単に書ける。けれど,年を重ねてしまうとますます実現できなくなることも確かだ。幕営も良いかなと思ったけれど,宿泊所一覧が手に入ったので,身軽に出かけるのも良いと思い直しました。水窪までに留めれば,1泊でもいけるかな? と
H20.3.30
今年の南アルプス
昨年の林道崩落は,バスは通れなかったものの徒歩では通れて,その先で東海フォレストの送迎バスが迎えに来てくれていたようで,さほどの障害なく登山が出来たようだ。そういう時だからこそきっと静かな登山が出来たかもしれない。
今年は前にも書いたように荒川小屋テント場でのキャンプが目的だ。ただ,職場が変わったので難しいかもしれない。そうしたら,塩見再びかもしれない。塩見であれば,2泊3日で済むからね。
H19.9.17
畑薙第一ダム手前の林道崩落の件
台風4号(だったかな?)の影響で林道が崩落して全面通行止めになったのが7月頭だったろうか。仮設歩道が出来て歩いて第1ダムに行き,そこで東海フォレストの送迎バスに乗って椹島まで行くことが出来たのが7月末頃だったと思う。ネットを見ていたら,椹島起点の悪沢・赤石周回コースを巡っているブログがあって,そこではお盆の時期の天気に恵まれた山行記が載っていた。崩落のためにお盆時期でも多少人は少なかったんだろうと思う。チャンスだったのかもしれない。
その後,台風9号の影響で倒木が多いらしい。来年の夏までには問題ないだろうが,千枚小屋への登路がトラバースになるかどうかが関心事だ。
椹島に白籏史朗写真館が出来つつあるらしい。行ってみたいものだ。
ということで,来年は悪沢・赤石ゆっくり周回コースだ。けれど,右膝がますます悪くなっている。来夏まで回復するんだろうか。
H19.7.30
テント山行について
テントを持って3000m級に登るのは,夏に限る私にとって,シュラフの選択は重要で悩ましいことだ。大体テント指定地の標高は,登山口が1500m。小屋横だと2600m前後。3000mのところも1カ所?あるけれど。
問題は気温だ。少ない経験から言うと,1500mでは15度前後まで下がる。2600mあたりだと10度前後。気温減率からいってそんなものだろうか。となると,+8度〜というシュラフが最低限必要だ。ULスーパーストレッチダウンハガー#5かエア150だろうか。500g前後で,直径12×長さ22cm程度だ。軽量化と省容積化を目指す私にとって大事だ。買ったはいいけど寒いんじゃしょうがない。そこで,いろいろ調べた。で,衝動買い的にプロモンテのEL150を買った。470g(羽毛150g)で12×22cmだった。それよりも,+5度〜というのが決め手だった。この夏実際に使ってみて,足先が冷えたのが気になったが,外気温9度,テント内11度で熟睡できた。シュラフカバーを使わなかったので,使ったら十分な暖かさだろう。ただし,私は人より寒さに強い。暑さにも強いので,鈍感なのだろう。有り難い。
テントに関しては,これまでダンロップの1〜2人用2.5kgの幅120cmの物を使っていたので,更に軽量化しようと考えた。オークションで探して,これまた衝動的にトレックライズ0を購入した。幅が80cmなのでいろいろシュミレーションしたが思ったほど狭くはなく,快適とはいえないまでも熟睡は出来た。雨の時の炊事もどうにかなりそうだった。
H19.7.29
さて恒例の来年の夏山の件
やっぱり荒川小屋に泊まるということ。小屋でもいいし,テントでもいい。
椹島でテント泊。千枚小屋で2泊目。荒川小屋で3泊目。椹島でテント泊4泊目。5日目に帰岡する。これだけの連続した休みが取れるかが大きな課題。あと,膝や体力もね。
以前,赤石岳の朝焼けを見るために赤石小屋に泊まった翌日に椹島に下山したことがあるが,こうすると,椹島でテント泊が出来なくなり,生ビールも飲めなくなるのが心残りになる。
H19.7.29
この夏に勉強になったこと。
(1)腰のベルトにケースをつけて,350mlのペットボトルを差し込んでおき,必要なときはザックを背負ったままで飲むことにしているが,ザックの背負いひもの前側に取り付けている人がいた。わずかでもカウンターになって良いかもしれない。
(2)テントペグは,現地で調達するタイプだ。今回はたくさんの4寸釘を拾って使った。あるもんですね。
(3)2600mあたりの小屋付近の最低温度は10度前後。これって誰かデータを取って欲しいよね。→ 小屋番さん。
H19.7.29
登山用具の精選
この夏は三伏峠にテントを張って,塩見岳往復という計画を実行した。軽量のトレックライズ0とプロモンテの軽量シュラフを利用して,軽くをモットウに装備を選んだ。最後までザックを検討したが,時間切れで手持ちのドイター32ACを使った。マットも銀マットなので,ザックの上にくくりつけた。チタンのソロ用コッヘルやその中に入るガスストーブなどで,容積も切りつめた。結局9.2kgに納めたのが,下の写真。傘120gが入ってないな。私は樹林帯では傘を使う。
これで40Lくらいで軽量ザックを使って,コンパクトなマットをザックの中に入れるようにすれば,縦走でも引っかからないですむ。9kgを切ることもできそうだ。小屋利用であれば,30L位のデイパックで,7kgを切ることもできそうだ。
なぜ軽量化にこだわるかというと,軽くして楽に登れ,その分山を楽しみたいから。もっとも,体重を2kgも3kgも減らせば良いんだけど。腹周りには5kgの脂肪がある?
H19.7.21
今年の夏山計画2
6月の大山登山以前から膝の調子が悪く,サプリやらサポーターで調整してはいたが,未だに完治していない。長旅は無理なようだ。さらに,梅雨と台風4号の影響で南アルプスの林道も被害がでているらしい。
一番影響が大きいのは,畑薙第1ダムと第2ダム間の路肩崩壊だろう。静岡市の道路保全課による南アルプス公園線交通規制のお知らせによると,当分の間全面通行止めになっている。掲載されている写真を見ると,60cmほどは通れるところがあるけれど,全面通行止めなので通してはくれないだろう。人が通れるようにするにはすぐに出来るだろうので,東海フォレストの駐車場の上流であれば,駐車場に車を止めて歩いてここを通過したら,きっとフォレストの送迎バスが待ってくれていると思う。それでも,今回の山行には間に合いそうもない。聖光小屋の方も林道がどうなっているか分からない。7月に入ってから崩落した土砂は取り除かれたというお知らせはあったが,その後どうかな。
そこで,脚にも負担なく? 道路状況も良さそうな鳥倉林道経由の塩見岳が今年の山行の候補として急浮上してきた。1日目に高速6時間使って長野に入り,2時間弱の林道。4時間の徒歩で三伏峠まで。未明にでれば,どうにかなりそうだ。
2日目は身軽に塩見往復。3日目には小河内岳にでも散歩に行って足を休め,4日目に下山して帰岡する。
H19.7.14
今年の夏山計画
昨年の山旅は不完全燃焼だった。天気が不安定なこともそうだが,南アルプス南部に出かけながら,あの混雑はたまらない。もっと静けさを! ということで,今年はお盆の時期を外すつもり。とは云っても,今年の夏は研修や行事が散在して調整できにくい。そこで,梅雨明けの安定期に出かけようと思う。
悪沢・赤石周回コースで荒川小屋に泊まるのが大きなポイントだったが,その日程が取りにくい。仕方がないので,飯田ICから便ヶ島に入り,聖平をベースキャンプに聖岳のんびり3泊4日にしようと思う。便ヶ島あたりでイワナ釣りも良いし。天気が良ければ8cm双眼鏡で星空散歩だ。しかし,日券2千円とは高い入漁料だな。
H19.6.18
ガスストーブ
購入したスノーピークのガスストーブはハイパワーだ。ハイパワー過ぎる。お湯を沸かすには良いのかもしれないが,径の小さい最近のコッヘルでは熱が周囲から逃げてしまう。火力を弱めればいいのだが,つまみコックのネジピッチが大きいのか,なかなか上手く調節できない。以前のプリムスのガスコンロはその点ロウパワーだが,私の使い勝手には良いかもしれない。
H19.3.18
シュラフとガスストーブ
軽量化と省体積化のためにスノーピークのガスストーブを購入。ショップの¥1,000券があったのだ。イワタニプリムスのも良かったのだが,小型軽量には地オートがいい。本当は,オートイグナイタが付いていない物が欲しかった。火を付けるのに,オイルライターを使いたかったのだ。あのオイルが燃える匂いはいいですよね。オートであれば,重いオイルライターを持つ意味がない。
省体積化には,プロモンテのシュラフを使うことにした。羽毛シュラフで,今の季節で家で使っても結構いける。あとは,ザックに実際に詰めてどの程度になるかを判断する。新しいザックを購入する必要があるかも知れない。今のザックはドイターの32Lだからね。これで幕営行するのは難しいかも。
テントを持っていくことができれば,椹島(幕営)→千枚小屋(幕営)→荒川小屋(幕営)→赤石岳避難小屋→椹島(幕営)という優雅な山行ができる。星をゆっくり見られるし,のんびり歩ける。楽しみだ。
H18.12.11
テント
アライのトレックライズ0を購入した。ネットのオークションで,ほぼ衝動買いだった。相手がいなかったので,新品ながら7掛けほどで安価に買えた。届いてすぐに組み立てた。超軽量なので,それ相応に居住性は犠牲にされている。しかし,狭いテントの中で,椹島でのキャンプやできるだけ上に持って上がっての幕営を想像して満足していた。
となると,来年の南アルプスだが,椹島でキャンプはもちろんのことだが,千枚小屋や荒川小屋でも天幕を張るかどうかが問題だ。軽量でコンパクトな8度までのシュラフがいるだろうし,双方を詰めるようなザックも必要だ。何より,10kg前後になるザックを背負う我身の体力があるかどうかだが....
H18.9.30
遍路
実は,四国の歩き遍路を妻と一緒にやっている。1日のみの区切り打ちを続けているのだが,第1番札所の霊山寺から19番の立江寺まで続いている。だんだん遠くなったので,時間が取れない時は近場を廻る。72番の曼荼羅寺から80番の国分寺まで巡っている。
自然の中を歩き,静かな境内で般若心経を唱えていると無心になって気持ちが落ち着く。これは,毎年行っている南アルプスの山歩きと同じ体験のように感じる。
最近,千枚岳の登りでも,岡山の那岐山でも,コースが見えてきたように感じる。千枚小屋へは6時間前後,那岐山頂上には2時間かかるのだが,時間数ほど長いとは感じない。この登りの次はこうなって,ここを左に曲がって展望の良いところに出る,この急登をこなすと林道に出るとか,コースが読めて先が見えてきて,時間の長さを感じないのだ。その間は意識を失っているのか(^^;) 無心になっているのか? そのため疲れもあまり感じない。
山でも遍路でも,無心になって自然と同化できるのがとても清々しい。
H18.8.25
今年の夏山2
椹島起点で悪沢−荒川−赤石と周回コースを巡る予定だった。高速道での渋滞は若干だったが,ギリギリ最終の送迎バスに乗り込んだ。その日,椹島でキャンプ。このテントは翌日コインロッカーに預けていく。テント泊は最高だった。
翌日はゆっくり出発した。小石下経由の登山道は静かで美しい林相が続き南アルプスの特徴の一つを堪能した。
千枚小屋はかなりの人で,小屋番さんはかなり荒れていた。勝手な言動が目立つ登山客が多いのだ。「お客様は神様」じゃないし,むしろ山にとっては大きなインパクトなんだ。だから何事にもできるだけ控えめにしなくては,と思う。
翌日,荒川小屋までの行程だったので,ゆっくりと出発した。前回,朝飯抜きで登り始めてヘロヘロになった苦い経験を繰り返すことなく,しっかり食べて登り始めた。体調は悪くなかったのだが,千枚岳頂上に着いた時にはそれ以上登高する気が起きなかった。いろんな理由があったと思う。高気圧不在の件,頂上に雲があり上空にも妙な雲があった件,一人でないこと等など。体力も続かなかった。
来年は,同じコースを盆ではない時期に登ろうと思う。
H18.7.24
今年の夏山
北アルプスとも考えていたけれど,人の多さにはめげそうなので,やはり南アルプスに落ち着いた,今年の夏山。山渓の増刊号のタイトルにも負けた。
今回も,次男が付いて行ってくれるので,彼の車で2人交代しながらのんびり行けるぞ! 目的地は,荒川小屋。小屋周辺と大聖寺平あたりでゆっくりしたい。
左回りで,椹島・千枚小屋・荒川小屋・椹島の4泊5日だ。あとは天気次第。台風が接近しなければ問題はないのだが。
H17.11.23
来年以降の山登り2
いつものよう「山に行きたいなあ〜」と山と渓谷のバックナンバーを見ていたら,ふと気が付いた。列車で考えると遠い北アルプスも,高速で行くと近い! 新幹線で東京経由松本は遠すぎる。北アルプスは松本からという大昔からの固定観念だった。飯田線で突き抜けるのも遅すぎる。しかし,高速で,飛騨清見ICまで行けば,高山経由で新穂高温泉か,平湯経由で上高地には行けないか?
結果,簡単だった。ネットで検索してみると,軽自動車で7300円,8時間弱である。静岡はもちろん,伊那よりも近いじゃん。そこから登山口まで3時間程度か。駐車場もある。上高地から涸沢まで,新穂高温泉から槍平小屋までもなだらかな登り。ちょっと大きめのテントも大丈夫かも。どちらも2000m前後。手持ちの化繊夏用シュラフでも耐えられるかも。
新穂高温泉からなら,3泊4日で槍ヶ岳。上高地からなら,穂高を4泊5日で。取れる夏休みの日数で,変更できる。テント泊だから,歩行中の混雑だけ我慢すれば静かな山旅が楽しめるかも。
ということで,来年から北アルプスに変更かも。
H17.8.16
来年以降の山登り
今年の南アルプスは,時間も無かったし,といっても4泊5日したのだが,事前トレーニングも皆無だったので,バテた。念願の聖岳も登ったので,帰宅するなり「今後しばらくは遠征登山はしない!」と宣言してしまった。
しかしだ,やっぱり計画は立てておこう?!
椹島(泊)→赤石小屋(泊)→赤石岳→百間洞小屋(泊)→赤石岳→荒川小屋→中岳避難小屋(泊)悪沢岳→椹島(泊)
?5泊になってるじゃん。そんな暇は退職後にしかないさ。でも,椹島のキャンプサイトで泊まるのは夢だよね。以前泊まってるけど。旧赤石小屋の雰囲気は最高さ。そして,百間洞に行くのは,百間平と馬の背が目当て,トンカツではない。そこからUターンして,荒川小屋泊まりも良いけど,次の日が長くなるので,3000mの避難小屋で朝を迎えるのさ。そして,一気に下る。椹島でゆっくりして。実質3泊。
椹島(泊)→赤石小屋→赤石岳避難小屋(泊)→荒川小屋→中岳避難小屋(泊)悪沢岳→椹島(泊)
これだと4泊で,避難小屋に2泊なのでシュラフさえ持参すれば安くあがるぞ。封筒型シュラフの軽いやつ探すぞ!
椹島に泊まる場合は,重くてもテントは持っていけるし,シュラフも化繊の封筒型がいいので,これまで使っていたもので十分だ。
H17.2.11
スノーシュー
この冬は雪が多いようなので,以前からねらっていたスノーシューをゲットしました。早速明日にでも使ってみようかと思います。花粉が飛び交っているかもしれないけれど,雪で飛ばないだろう??ということで。
(1) | (2) |
---|---|
(2)はもう20年は使っているアイゼン。といっても,10数年はずっと眠っていたもの。県北の山を登るには,このアイゼンが必須です。雪のないところとあるところの間の道が踏み固められて凍っていることが多いので,安全のために必要なのです。中腹の道も登山者が多いので,ルートは凍っていることもあります。だから,アイゼンを履いていて,途中から雪が多くなったところで(1)スノーシューを履くんだけれど,いちいち取っ替えているのも面倒なので,この製品のように,アイゼンの上から履いてしまえるタイプは,県北の山に限り便利だと思う。
明日は,那岐山を行けるところまで登ろうと思います。ピークハントでなく,スノーシューで遊ぶのが目的。
上の写真は山形からの帰り。車窓から見た蔵王の山々。山でなくても,手前の雪原を彷徨うのもいい。
H17.1.19
来年の夏山計画はできた! H17年版
休日に買い物に行くときは,女房と一緒に行く。女房の運転が心配という優しい想いがあるが,山行の食料調達アイデアを探すためでもある。なんてね!
今年は,軽量羽毛シュラフを購入して,素泊まり登山にする予定です。南アルプスの聖→赤石→悪沢→椹島コースを廻る。椹島からの1時間歩きを避けるために,聖沢でリムジンバスを降りる。泊まるところは,聖平小屋・百間洞小屋(食事付宿泊:トンカツ!)・荒川小屋(気分がいいぞ! きっと)・千枚小屋・椹島小屋の予定。のんびり,楽しく行きたい。大井川の漁業年券を購入して,聖沢と椹島周辺で渓流釣りという考えもある。竿一本のテンカラ。いかがですか?
交通費でガソリン込み3万円。宿泊費で2万5千円。食料を買っても7万以下で1週間は山にこもれるぞ。できれば,テントにしたいところだけれど,軽いの買わなくてはいけない。これは来年。
H16.9.6
来年の夏山計画はできた!
夏が終われば,すぐに来年の計画が立つ! というわけで,決まりました。幕営行で南アルプス南部です。メインは,聖岳の登頂と椹島と荒川小屋前での幕営! 荒川小屋のラーメンかカレーを昼ご飯にする。のんびりするのを目的とする。
そのために,軽量のテントとシュラフを購入する。山行自体の費用は高くはないので,どうにかなるだろう。しかし,ヘロヘロにならないために,トレーニングをしなければ。これが一番難しい。
H16.2.13
今年の夏山 再考
どうも,次男が一緒に行きたいようだから,計画変更かな。次男は釣りもするので,山と釣り両方楽しめるところがいい。となると,北沢峠のキャンプ場をベースキャンプとして,甲斐駒,仙丈,野呂川に降りて釣りというのはどうかな? 高遠から入るので,そっちの渓でも釣りはできる。北沢峠なら,今まで使っていた2.5kgのテントでも大丈夫。新調する必要もない。シュラフも化繊ので充分。
うまくすれば,北岳も狙えるかもしれない。40cmのイワナも釣れるかも。
運転も交代ですれば楽だしな。
H15.9.3
自転車活用
山登りだけでなく,自転車による林道ツーリングも大好きです。塩見岳に登るには,仙流荘に車を止め,広河原から北岳を越えて,熊の平を通って行こうと思っています。ただ,三伏峠まで行ってしまうと仙流荘に戻りにくいので,塩見小屋から北西に尾根を下って三峰川の林道に落ちるのです。ところが,その後の林道歩きが20kmほどあるので,ここを自転車でPASSしようというわけです。事前に林道に自転車を置いておくわけです。いかがですか?
置いてある自転車を誰かに持って行かれたらおしまいですが(^^;) 隠していたら,蛇のねぐらになっていたりして。でも,ちょっとしたアイデアではありません?
H15.8.18
キャンプ
南アルプスでキャンプしてみたいというところはいくらでもあるけれど,とりあえず,登山できなくなる年頃のことを考えると,やはり
H15.8.9
再び来年の計画
来年の計画は,聖岳をメインに,日程がどれだけ取れるかで,次の3通りを考えています。時間が取れない順から。計画の邪魔をしないように。(^^;)
H15.8.9
実行
ということで,今回はその2つをつなぐ周遊ルートを完登することにしました。
ということで,のんびり椹島で登山前後を過ごす目論見は砕かれてしまったのです。
ということで,膝も心臓も特に問題なくクリヤーできました。
ということで,今回はなかなか思い出に残る登山となりました。
H15.3.22
計画
昨年の北岳行の直後から,すでに今年の計画を考えていました。そこで,先日東海フォレストのHPを確認していたら,なんと,もう夏の山小屋予約状況が掲載されていてびっくりしました。ところが,その状況にまたびっくり。土日を中心に20〜30名ほどのツアーのような予約が入っていたのです。これか〜!!
最近,HPからダウンロードした登山行をPalmに転送して読んでいます。ほとんど南アルプスに関してですが。その記事に「団体登山者に遭遇して歩きにくかった」とちょくちょく書いてあったので,疑問に思ったのです。そんなに頻繁に?
疑問は解決しました。ツアー登山があったんですね。まあ,自分だけで山は独占できませんので,仕方がありません。で,そのツアー登山の行動の合間を縫って登るしかないですね。2日ずらせばいいわけです。
南アルプス南部は,東海フォレストがかなり手を入れてくれたので,ずいぶん行きやすくなったわけです。以前はダムから4〜5時間歩いたものですからね。それが,バスで送り迎えです。それに,椹島・千枚小屋・赤石小屋・椹島というコースで,悪沢・赤石を代表とする3000mを数峰踏めてしまうのですから素敵なものです。実は,私もこの夏はそれを考えています。20数年前には,悪沢で引き返してしまっているし,30年前には大沢・赤石で椹島に下りてしまったので,是非とも荒川小屋と大聖寺平を踏みたいのですよね。