ラズベリーパイのセッティング


H29.4.1

SDリサイズ覚書

 知らないうちにSDの残容量は減ってくる。どんどんと面白いプログラムをインストールしてしまうからだ。最初は8GBのSDカードで十分かと思っていたが、あっという間にフルになってしまって新しいプログラムをインストールしようとしたらダメだった。

 そこで、16GBのSDカードに交換しようとした。

 予め、8GBの中身をイメージで母艦PCに保存しておく。バックアップとしても使える。これを新しい16GBのSDカードに書き込めばいい。イメージを読み書きするソフトはDD、使い古しのSDカードをフォーマットするにはSDフォーマッターを利用する。どちらも、PC用ソフト。

 まず、フォーマットする。WINDOWSについているソフトではうまくできないらしい。やったことは無いけれど。念のため、情報どおりに実績のあるフォーマッターを使う。
 次に、ラズパイの8GBのSDカードのイメージを保存する。PCに入れた8GBSDカードからDDでイメージを保存する。  16GBのSDカードに差し替えて、先ほど保存したイメージを読み込む。

 ところが、16GBあるカードの8GB部分しか利用していない。これを拡張してフルに使えるようにしなければならない。拡張する操作はラズパイ本体で行うことになる。
 16GBのSDカードを差し込んでラズパイを起動する。このときに順調に起動できたら第1段階はパス。一応カードの中のパーティションがどうなっているか確認。

$ sudo

 本来はラズパイのfdiskで変更ができるはずなのだ。しかし、理解不足だが、様々なケースがあって、できないらしい。やり方が悪いのだろうが、私にはできなかった。起動途中、ラズパイの表示画面でパーティション変更中が延々続いてしまう。何度もやり直した挙句、ネット検索でいいページを発見。

 gpartedを使う。これも理解するのに時間がかかったが、ようやくできた。その方法を覚書にしておく。

 インストールしたらここに配置される。

 gpartedは8GBSDで起動したラズパイにUSB接続したイメージを読み込んだ16GBカードを差し込んで使う。最初の画面は自分自身8GBのパーティションを表示している。これを16GBのパーティション表示に変更する。

 間違えて本体の8GBをいじっても変更されないとの話だから、安心して欲しい。もちろん確認はしていない。

 16GBのパーティーションを読み込むと、その様子がグラフィック表示で示される。ありがたい。水色枠の/dev/sda2、実際はその中にある/dev/sda7(rootになっているもの)を拡張する。sda2の中には、いくつかのパーティションが存在する。このなかで、sda7を含む3つのパーティション(SETTINGS・boot・root)にカギマークが付いている。これを外してそれぞれを動かせるようにしておかないと、sda2自体も操作できない。

 アンマウントすると、カギが外れて変更ができるようになる。この時にsda2自体のカギも外れているね。

 そうしたら、sda2を選んで、右クリック、リサイズ/移動を実施して、止まるまで右に範囲を広げていく。

 水色枠に囲まれたsda2が広がったら、中にあるrootのsda7を右クリックしてリサイズ/移動を実施する。

 下の状態になったら、今まで行ってきた操作を適用する。今までの操作はリアルタイムになされるのではなく、留保されているのだ。このレ点を左クリックすることで一気にSDカードに適用されるわけだ。

 ただ、今のところ、ミスった操作をしてしまった場合、修正することができていない。いったん終了すれば操作もキャンセルされると思ったが、きっちり残っていたので、再び最初のフォーマット、コピーからやり直している。きっと下に出ている操作を消去すれば良いんだろうな。

 これで拡張できたはず。でもパーティションがマウントされているのだろうか。カギマークが付いていない。
 いずれにしても、拡張できたからOKとする。

 いったんシャットダウンして、SDカードを入れ替え起動して確かめると、確かに容量がアップしている。

 SDカードの中身のパーティション名は設定環境によって異なるようだ。けれど、ラベルのところのSETTINGS、boot、rootの3つは同じだろうから目印にしたい。

 そうそう、合成音声ソフトもインストールしてしまった。(それだからSDカードの残容量が減ってきたのだろうに.....)Pi3はWiFiが付いているので、ネットワークを利用してマイクからの入力音声を文章化してWATSONに回答文を作成してもらいRaspberryPi3が喋るという、会話ができるようなのだ。
 遠い目標だけれど、実現してみたいものだね。


H29.3.11

 とりあえずケースに入れたら、ファンも付いてきたので取り付けた。
 以前に購入していたDVD再生機にHDMIポートがあるので試してみると画面が出た。このポートは、私のタブレットからの信号は感知してくれなかったのだが...

 折りたたみ式のBluetoothキーボードやClip式の小型Bluetoothマウスも使えるので配線でゴチャゴチャにはなっていない。この二つはタブレットで使っているものだ。

 ただ、時々止まってしまうことがある。しばらく置くと動くのだが、信頼性はない。もう少し小さいレシーバー付きのキーボードを試してみるか。

 ブラウザ上の、javascriptで動く星座早見板と北極星の位置表示...赤道儀を正確に合わせるために現在どのくらいの時角にいるのか表示する...を自作してあるので、試したところ問題なく動いてくれた。これからはjavascriptかな。Pythonが標準言語らしいけど。

 しかし残念なことに、Raspberryは電源を落とすと、内部時計も止まってしまい、次回起動時の時刻はネットにつないで取得しない限り、前回の終了時のままなので、時刻を必要とするプログラムの有用性はない。電力が少ないので動かしっぱなしでも良いのかもしれないけど。


H29.3.11

 つい最近知ったのだが、ラズベリーパイという、お菓子のような名前のボードコンピュータを知った。で、ついポチッと購入してしまった。5千円台だもの。

 数種類のOSが入るらしいのだけれど、とりあえずは推奨のRaspberian(だったかな?)をインストールしようかと思っている。
 SDカード(マイクロ)で運用するので、入れ替えてもう一つwindows10をインストールの予定。もちろん、ラズベリー用のやつを。

 じつは、ラズベリーよりもちょっと先に、タブレットでUSBを通してI/O制御をしようとボードを購入したばかり。一部キットを購入したので、安上がりのために、ICソケットを百円で購入してきた。 (^^;)

 ラズベリーと連携できるかな?

 しかしこのラズベリーの包装様式はしゃれてるねぇ〜  ピンクだもん (^o^)/