H29.10.21
RaspberryPiHATのセンサーで得られる気象情報は、絶対値としての正確さが今一なんだけど、相対的に見るものとしてはいいデータになる。そこで、このデータをリアルタイムで表示したのだけれど、今のところPHPが扱えない。そこで、node-redは使えないんだろうか調べた結果ここでヒントというか、答えを得たので備忘ロクとする。
takeyanさんはIBMの温度センサーシュミレーターを使っているが、それをHATに置き換えるだけ。一つ悩んだのは、グラフ表示を横並びにする方法が分からなかったのだが、温度・湿度・気圧を表示するフローの中で、それぞれのtextやグラフをグループにまとめて3つのグループとすること、だった。
上の気温と湿度のグラフで、中央部に大きな変化が見られるけれど、これはHATに息を吹きかけたのでした。ラズパイとHATを使った実験ができそうかな? 雲を作る実験とか、相対的な温度低下を見るということで...
node-redのフロー図はこのようになる。
専門用語は覚えていないのだけれど、HATからは温度・湿度・気圧のデータが目印付きで出てくるから、それを目印ごとに選んで分けて受け取って処理するということだね。そう考えれば、他のどんなセンサーやデバイスからのデータも処理することができそうだ。繰り返して慣れることが大事かな。しかし、慣れるほど繰り返すことができないのだ、あれこれ忙しくてね。60過ぎてもこれじゃ...
H29.9.23
RaspberryPiを使って環境要素(温度、湿度、気圧)を調べるには様々な方法がある。これまでは、BME280というセンサーをブレッドボードに差し込んで4本のピンケーブルでGPIO端子につなぎ、それなりの(私にとっては)プログラムをPythonで記述してやれば温度・湿度・気圧のデータを入手することができた。これをエクセルに読み込んでやればグラフ化することができる。
プログラミング能力がもう少し高ければ自動的にグラフ化し、PHPを使ってネットワーク上で閲覧することができるようだ。まだまだ無理だが。
それはそれとして、手持ちのSenseHatを使えば、もっと手軽に気象情報を入手することができるのだ。気象情報の他、加速度やジャイロ、磁気情報もゲットできるらしい。
ここからが今回のテーマだが、PythonでのプログラミングでなくOSをインストールしたときに付いてきたNodeRedというソフトを使う。Scrachのように繋いでいく。Nodeという部品だ。INPUTやOUTPUT、FUNCTIONなどがあり、FUNCTIONはJavaScriptやHTMLで必要とする機能を記述する。書いていることが正しいかな?
SenseHat自体もNodeとして用意されているので、なんなく画像のように気象情報が得られる。
驚きのIT世界の進歩だ。この先どうなるのだろう。
子どもたちにも教えておきたい内容だ。先進している国々の競争に勝てなくなるような気がする。農業立国で行くにしてもだ。
さて、なかなか面白いHATなのだが、ラズパイに取り付けるにはなかなか面倒だ。普段はケースに入れているので、分解しないといけない。さらに、バチッと被せると、今度は外すときに外しにくい。
そこで、ケースのままはめ込む方式にしようと考えた。
もともとケースに入れてGPIOピンを使うために、10mm程度の長さがあるピンソケットをラズパイ本体に差し込んでいる。その為ケースより3mmほど飛び出している。
ケースから飛び出している3mmのピンにHATを差し込むのだが、HATの下に、やはり10mmほどのピンを持つピンソケットを差し込んだ。
これをケース入りのラズパイに被せて山高帽状態にする。イギリス発ということもあり、ボーラーハットとでも言おうか。
これだと、簡単に外せる。ただ、ラズパイへの固定が少々弱い。ラズパイ本体とHAT本体とを貫通するように長いネジを通して、長いナットを回して締め付けるようにしようかと考えている。このHAT、結構面白いからね。
H29.6.25
今日新しいケースが届いたので調整した。色々難題があった。
このようにきちんと納まっているが、ここまでには何段階も工夫している。SenseHatを取り付けたので、それに合うようなケースを注文したのだが、ネットでの注文なので届いたものに合わせねばならない。ところがあまりにもぴったりしたサイズだった。SenseHatの基板が大きかったのでケースと基板双方を削った。これで納まった。
SenseHatを使うので、ケースに付いてきた放熱フィンをくっつけただけでなく、強制冷却のためにファンを取り付けた。ケースに大きな穴を開けて取り付けたのだ。ところが、ファンに供給する5VとGNDをGPIOに差し込むのだが、SenseHatの基板に付いているGPIOコネクタがその役に適応していない。
ネットで調べたら、基板の下側に付いているコネクタを外して、新しいコネクタを付けている動画にたどり付いた。新しいコネクタと同じものを持っている! ということで、取り付けてみました。ぴったりです。ピンが長くなった分、上面でのコネクタ自体からピンが飛び出して、GPIOを利用する回路からのメスジャンパーピンを受け入れることができるようになったわけだ。
以前のように外部の回路からラズパイのGPIOを利用できるようになった。もちろん、ファンを回してこれから起こるであろうSenseHatの発熱への放散についても実施することができるようになったのだった。ありがたい。
H29.6.18
本業が忙しくて(?)ラズベリーから遠ざかっていたが、父の日のプレゼントでSenseHATをゲットしました! 関係者の方々、有り難うございました。これまでのケースに入らないので、新しいケースが到着するまで、丸裸です。ショートしないように注意して使います。
この"帽子"には、6つのセンサーがあり、ジョイスティックも付いてます。ジョイスティックの使い途はないように思われますが、気温・気圧・湿度以外の磁気・加速度・ジャイロセンサーは未知のセンサーです。なんでも、宇宙ステーションでラズベリーパイを動かそうというプロジェクトのために作られたアドオンボードらしく、何か工夫して使い途を考えたいものです。頭が廻るかな? 最近、首が凝って動きにくいのだけど...
考え事していると、ボーッとしているように見られるのではないかと心配。