南アルプス 仙丈ヶ岳 行 H16


8月9日

 今年は,20歳になる次男が付いていくというので,費用節約のためテント行とした。テントは昔のダンロップの2人用で,2.5Kgの重さがあり,シュラフも化繊の物で嵩張るので,自ずと山行場所は決まってくる。結局,北沢峠の長衛荘前キャンプ場をベースに仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳を振り子のように登るということにした。もっとも,渓流釣りで両膝を痛打し,特に右膝下に未だに痛みがある身にとっては,千丈でも厳しい! それでも,パートナーがいればどうにかなるかも。

 仙丈ヶ岳は私にとっては4回目の山。次男は,小学校1年の夏に長男と3人で登った記念の山。

 朝5時30分に自宅出発。41分に高速に突入。途中渋滞にあったものの12時頃には伊那ICに着き,40分には仙流荘に到着。渓流の状態を見て,帰りにテンカラを振ろうという魂胆なので,1時50分発の臨時便に乗り,2時40分には北沢峠着。

 雨がちらほら落ちてきた。

 早速テントを張り,食事の用意をしようとしたら,本降りの雨。どうやら,ここ数日は午後に雷雨とのこと。仕方がないので待つことに。幕営料は1人1泊500円。

 テント場は100張りは張れるとのことだが,そう多くはない。快適なテント場だ。次男はMDを聞いている。膝が少し痛い。雨が上がらず,4時になったので,仕方なく傘をさして夕食の準備。米は雨が降る前に洗っておいた。無洗米がいいな。テント内の気温は22度くらい。そのうち雨は上がりました。19時には15度の外気温。

 最近の南アルプスは,トイレ事情も良くなっている。関係者が努力されているんだなあ。水道施設もいい。ここに1週間でもいたいものです。右端の写真は甲斐駒方面への道。この下の川には岩魚がいましたね。折角の岩魚ですから釣らずに楽しく観察したいものです。私は餌付けに挑戦しました。

 晩は,早く寝ようと思ったんですが,隣にテントを張った連中のうるさいこと。高校山岳部のようで,今日が最終日。引率教員は酒飲んで早く寝てしまっているのですが,若者は遅くまでトランプやって騒いでました。注意したろうか! と興奮しすぎて眠れませんでした。その他にも,遅くまでラジオを付けていた人がいて,迷惑せんばんです。マナー教えてからやってこいよなあ〜

8月10日

 昨晩の突然の雷雨が嘘のように止み,2時頃トイレに行った時は満天の星空でした。朝も快晴! 遅い出発ですが,朝食を済ませて5時35分に出発。千丈を目指しました。涼しいのと,樹林帯の中なので快調に登る。しかし,次男に言わせると「最初からへろへろだった」とのこと (^^;) 途中,北岳の姿が見えました。

 時間が経つにつれ雲が出てきました。北岳もこれを最後に見えなくなるのでした。けれど,千丈の方面は南アルプスの北端だけあって,雲に覆われるのが遅いようでした。

 余裕をかまして5合目,大滝の頭。これから木々の背丈が低くなり,森林限界を越えた急登になります。

 甲斐駒も辛うじて見えながら,這い松の急斜面。適度に太陽が隠れて暑くはありません。

 小千丈岳には9時頃到着。幸いなことに仙丈ヶ岳はこの時まで見えていました。馬の背は快適そう。

 青空が気持ちいい! 最後の急登を登ってカールの縁に出た時は雲の中になってしまいましたが,頂上までのスカイラインと新装なった避難小屋は見えていました。

 14年ぶりの仙丈ヶ岳。10時10分到着。風もなく,眺望もなく(^^;) 音もなく,静かで落ち着いた頂上でした。

 三角点のある頂上には,他にもいろいろ。二柱大神? 剣を持った石像 がありました。

 千丈小屋は避難小屋。けれど,風力発電機を備えた新しい小屋で,3階建てです。ここに長逗留したいなあ。

 頂上を10時40分には出て,下りに入りました。幸いに気になっていた右足の膝下は痛くはならなかったんですが,左膝がダメになってしまいました。

 キャンプ場に帰って岩魚の餌付けのためにイナゴを探していた時に,思わぬ動物に出会いました。ヤマネです。yamameをハンドルネームにしている私がよく間違われるyamane。私が見つけた時は植物の枝を伝わって葉っぱを食べていましたが,そのうちテント場にも出ていってキャンパーから喜ばれておりました。薄暗くなってからも居たので,知らないで歩いている人に踏まれそうにならないかと,優しい人が気を付けてあげていました。

 この日は夕立はなく,食事の用意が楽でした。晩も静かでのんびりしていたところ,やはり遅くなってから雷雨でした。ですが,テントもテント場も快適でゆっくり休めました。

8月11日

 本来であれば,この日は甲斐駒ヶ岳に登るはずでしたが,私の足の調子が悪いので,朝のうちに下山して渓流釣りをし,昼には高速に乗って帰ることにしました。次男は昨日の千丈へのゆっくりした登りで汗もかかず疲労もなく,登りたかったようですが。

 朝一のバスに乗って仙流荘まで。ここで土産を買って,10時開店を待ってお風呂に入りました。2人の貸切状態だったので,写真を撮ってきました。ここで汗を流し,早い昼食を取って渓流釣りをし,一路岡山を目指しました。

 渓流釣りの方は,バス停で釣券を1000円で購入。駐車場や上流を探ってみましたが,釣り人が多く,また増水もしていたので毛針には何の反応もありませんでした。

 帰りの高速では,追突事故の渋滞で1時間半くらいノロノロ。それでも,晩の8時前には自宅にたどり着くことができました。

 来年はどこにしましょうか?