装備システム


帽子 被る人被らない人いろいろあるけれど,UVを考えるなら,被った方がいい。通気性のあるやつ。日本手ぬぐいをまくってのもいい。樹林帯に入ったら,すぐに首に巻いて汗拭きに変身できるから。
ザック 登山形態によって容量やタイプは違ってくる。私の場合,荷物は軽くしたいので,2〜3泊程度なら,35L前後でいい。悪沢行でフューチュラ32Lを買ってしまって無理矢理ぎゅうぎゅうに詰め込んだが,結局余分なものが多かっただけで,十分なザック容量であったことが分かった。38Lでも買ってしまっていたら,なおさら余分なものを詰め込んで重くしたに違いない。なお,できればフルオープンの方が,山小屋で,店を広げる必要が無くていい。
 ザックの中身だが,上右図のようになっている。ウエストバックもちょっと大きめのものを使っているので,その中にも入る。テント2〜3泊で9kg台を達成した。今度は8kg台が目標だ。
ウエストバッグ ウエストバッグには,貴重品はもちろんいろんなものを入れている。近頃は動画デジカメ1台のみにしている。静止画も十分な画質で撮影できるし,やはり山行を動画で残すのは臨場感があっていい。映画監督になった気分も味わえるし。その他,薬や行動食など。
上着 樹林帯を登る時には,Tシャツ1枚でも良いんですが,稜線に出たら長袖シャツが良いですね。UV対策のためにも,体を冷やさないためにも。材質は速乾性のものやUVカットのもの,防臭対策されたもの涼しげなものなどいろいろあります。「ヒヤッ」としないものが良いですね。もちろん,Tシャツの場合も同じことが云えます。
水筒 喉が渇ききってから水を飲むと,飲み過ぎることがあるので,こまめに飲むことにしています。私の場合,1日量として,ザックの中に0.5L,ザックの横にペットボトルに0.5L。そして,腰に0.35Lのペットボトルの中に飲料水を入れています。1時間歩いて5〜10分座って休むペースですが,歩いている途中で立ち止まり,息を整えながら,腰の水を2〜3口飲むようにしています。座って休む場合は,ザック横のペットボトルから腰のペットボトルに補給します。昼を取る場合は,ザックを開けるので,ザックの中のボトルからそれぞれに補給するということにしています。もちろん,水場がないコースの場合は,ザックの中には,食事用の1Lの別の水を入れています。
 飲料用の水は,スポーツ飲料系のものを使っています。アミノ酸が入っているものも使います。スポーツ飲料が鼻についてきた時には,粉茶を水に溶かして使うようにしています。
ストック ストックは,登りにも下りにも積極的に使います。今回,効果大であったので,同じものをもう1本購入して,ダブルストックに使用と考えています。

 冬を前に2本目を購入。スノーシューを履いた時にはダブルストックにすると調子が良かった。

ズボン 私のは,ストレッチタイプで,登る時やしゃがむ時にも負担がないものを使っています。また,撥水機能が優れていて,小雨ならばぬれることがありません。最近のズボンは良くなりましたね。ベルトは,ナイロンでバックルはプラスチックのもの。
登山靴

 最近読んだ登山の本では,スポーツシューズも良いぞという事でしたが,岩の角で土踏まずを痛めるのも怖いので,厚い底の昔購入した軽登山靴を使っています。「さかいや」さんで購入したものかな? もう20年近くなるので,そろそろ新しいのを購入しようかと思っています。やはり蒸れてマメができやすくなるので,ゴアテックスかなと考えています。
 底のビブラムゴムが経年変化で固くなり,岩との摩擦力が減ってきているのではないかと思う。ザンバランに替えるかな?

 ということで,ザンバランをH18.4.22に購入しました。少々高かったけど,今の職場の2年生宿泊行事は大山なので,チャンスと思って替えてしまった。しばらくは県北の山で履き馴らし,大山で仕上げ馴らしをして,夏のアルプスに備えよう!

 古いやつは,底のビブラムゴムを張り替えて,次男にでも渡すかな?

手ぬぐい 汗を大量にかくので,手ぬぐいは必携! バンダナでは生ぬるい。ザックのウエストベルトに掛けて,そのまま顔に来るような位置関係になっているので便利。汗に濡れても,歩いているうちに風に吹かれて乾くというのもいい。
10雨具 雨具は絶対に必要だ。使わないことが多いが,万が一の時は命に関わる。雨の時は停滞がいいんだけどね。
 南アルプスは樹林帯が多いので,そこでは傘を使うのもいい。蒸れないし風で飛ばされることもない。
 最近はゴアテックスでなくて軽くて十分なものがある。それにねらいを定めている。
11テント

 現在使っているものはアライのトレックライズ0,究極の一人用テントだ。幅が80cmしかない。しかし重さが1.2kgちょっとだ。容積も抑えられているのでパッキングにも有利だ。設営のしやすさはいい。狭いようだが,窮屈さは私には感じられない。これは個人の感じ方によるものだから,購入を検討する場合は必ず実際に張らせてもらおう。
 以前は,ダンロップの2〜3人用を使っていた。120cmの幅だった。重さが2.5kgあったし,容積もかなりあるので南アルプスの北沢峠や広河原のようにバス停から近いベースキャンプにするにはいいかもしれない。登った先では小屋に泊まるようにして,下のテントサイトには張りっぱなしにしておけばいい。もちろん不在でも1泊の幕営料金を払っておく必要はある。

ストーブ0 軽量化に励んでいるので、登山時の食事を、湯を沸かせば完結するようなフリーズドライ食品を選ぶことにした。長くても3泊4日程度だし、山小屋が多いところを選び、昼食は小屋に依存することにしてみた。従って、ストーブもアルコールで運用する。自作もしたが、小型のコッヘルでは火力が強すぎてコントロールが難しかったので、市販の真鍮物を購入。
 アルコールストーブは風に弱いので風防として0.5mm厚のアルミ板を細工して組み立てるようにしてみた。コッヘルの中に丸めて納めることができる。
 こうなると、コッヘルも下の400mlのものと、少々大きめのマグカップで事足りるようだ。ザックへの収納がコンパクトになる。
ストーブ1 メガマートのアウトドアコーナーで安売りしていたイワタニプリムスのストーブを使っている。大ぶりで重いのだけれど,山に行く時は専用の小型のボンベ1本で充分なので重宝している。
 家に同じイワタニ製品の卓上鍋用の大きなボンベがゴロゴロと残っているので,普段家でも使う。ベストマッチしている。
ストーブ2 スノーピークの小型ガスストーブを購入した。これはハイパワーだ。だから,これとセットになる感じの細長のチタンクッカーでは炎がはみ出て燃料効率が悪いように思う。それに,調節ネジの位置が今ひとつで,折り曲げている状態で燃料タンクを取り付けるとガスが出てしまう。何回かやって焦った。調節ネジのピッチをもう少し小さくしてくれると火力の調節もし易いのだが。その点,プリムスのストーブは垢抜けてはいないが,堅実に働いてくれる。それでも,コンパクトなのでこのギガパワーを持っていくしかないかな。
コーヒーミル 山用ではないけれど,釣りには持って行くことがある。小型で使いやすく重宝しており,職場でも暇を作ってはガリガリと豆を挽く。ネット通販で購入したのだが,¥3,000円とリーズナブルだった。