Palm入門日記 クリエのスティックカメラ編
H15.2.21?
交換レンズ3
ふと思った。その昔愛用したペンタックスAUTO 110の交換レンズが使えないか?
ということでやってみました。レンズは18mmの広角,24mmの標準,50mmの望遠とズームを持っています。取り敢えず,18mmをあててみました。レンズの後ろに穴を開けたキャップをつけて,下のように。
なんと! 驚くべきことにピッタリ! で,下のように順に長くなっていきます。さすがに白くなっていませんよ。前回の画像と同じ場所で写していますので,違いが分かるでしょう。時計の文字が読める!
でも,このレンズ群は必要が生じた場合に,当てて使うことにしようかな。もちろんこのペンタックスは使っていないんだけど,レンズが重すぎるということで。
けれど,当てるだけでは面白くない! 暇だったので,くっつけてしまいました。
余り物の金具を適当に切り刻んで,後ろカバーを固定して,レンズをマウントしてみると,これこの通り重い!
H15.2.4
スティックカメラの交換レンズ!?
1 | 2 | 3 | 4 |
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使わなくなった双眼鏡をつぶして,交換レンズを2本作りました。もっとも,標準レンズが無くなってしまったけど。1がそのレンズ達。2がIXYの画像。黄色の枠と4の画像がこれまでの400mm相当レンズ。緑色の枠と3の画像が新しい300mm相当レンズ。2本のレンズの焦点距離は大して違わないので有用ではないですね。せめて200か150くらいならね。
H15.2.3
改造スティックカメラの写り具合2
残った2枚合わせレンズを使って,交換レンズを作ってみました。といっても,作ってしまうと長い方が無くなってしまうんだけど(双眼鏡のもう片方も壊さねばいけませんね)。こちらは焦点距離が短いので,写しやすい。ただ,レンズ径が小さいのでスぺーサーが必要です。どうする? 心配無用,机の中には太さ色々のペンが沢山。この時のためにため込んでいたんだ! (^^;)
で,その画像。こちらの方は焦点距離が短いので特に遮光板を入れないでも影響がないみたいです。
さすがに双眼鏡の接眼レンズだけあって,ピント合わせのためのネジ切りが充分にあるので,遠くから近くまで充分にピントが合います。
次回は,長いレンズとIXY,もしかして,双眼鏡の対物レンズを使って撮影し,その比較をしたいと思います。
でも,あんまり長い焦点距離だと,Clieの画面の追従性が悪いので実用にはならないでしょうね。
H15.2.2
改造スティックカメラの写り具合
早速テスト撮影しました。しかし,白くなっている! 考えてみれば,鏡筒内に遮光板を入れていない。望遠鏡なんかでも入れているよね。これを入れると,余分な光や乱反射を防げるはずだ。レンズを入れている部分は自由に外れるので,ここに遮光板を入れてみよう。
IXYとの比較だけど,黄色い枠が写っている左端の画像。8倍くらいか? 35mm換算で400mm望遠になっていそう。ちょっと長すぎるかな? でも,このカメラで写真入り付き合い名簿を作ろうと思っているので良いかもしれない。ついでに野鳥も撮影したいな。速い動きには付いていけないし,ブレやすいので無理かもしれない。
改造MSC1 | IXY画像 | 普通MSC1+7倍 | 改造MSC1画像 |
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以前,双眼鏡とのコリメート法で写した画像との比較です。まだまだ改造が必要ですね。
てことで,試しにレンズの後ろに黒い部分のある厚手の広告紙から,黒いドーナツ型の遮光板を適当に切ってはめ込み,撮影してみました。すると,これだけで効果抜群。1は右上のMSC1画像と同じところ。コントラストがはっきりしてきましたね。2は日当たり良好の時に撮影したもの。白い車に反射した光でフレアーが出てしまいました。3が曇った時。同じ条件で,遮光板を取り去って撮影したのが4。効果がはっきり分かります。ちなみに,2〜4は上のIXY画像の黄色枠あたりのもの。分かるかな?
1 | 2 | 3 | 4 |
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これなら,きちっとした遮光板を2〜3枚入れれば充分なコントラストが得られそうです。
ところでSONYさん,スティックカメラを30万画素くらいにして,交換レンズ群(マクロや広角,望遠等)を提供というのはいかがでしょう? 欲しがる人は多いと思います。?私だけ?
H15.2.1
スティックカメラの加工
1万5千円弱をおシャカにしてもいい! ということで,無謀にもスティックカメラの加工を始めました。外見からして,半円筒のものがパチッはまっているだけだと思えるのですが,どうにもならなかったので,チョコチョコとぶっ壊していくことにしました。まず,影響のなさそうなところで,レンズのフードのところを精密ノコギリとニッパーでバチバチと...下のような具合。
この状態で本体につないでも写る! ここまではOK
続いて横の円筒キャップを切り落とします。
この辺も配線に関係ないだろうという予想が当たって,いい具合に切れました。しかし,ここでようやく半円筒の外し方が分かりました。こんなところに爪があったんですね。ここさえ外せば,あとは4カ所のダボだけですから楽です。でも,普通外さないよな。この状態で本体につないでも写る! ここまでもOK
ここでようやく中身が明らかとなりました。基板上にレンズと一体となった受光装置が出てきました。この後,レンズを取ればいいのですが,どうしよう? 焦点距離が数mmあるので,レンズとCCD(これCMOSだったっけ?)の間に空間があるはず! ということで,ドリルで壊すことにしました。が,ちょっと怖いので,途中まで。あとはフレキシブルケーブルを傷つけないようにカッターで少しずつ削っていきました。
するとようやくレンズを外すことができました。奥にCCDが見えています。この状態では本体につないでも写らない! そりゃレンズないものね。
後は,適当なレンズを用意して,くっつければいいだけです。<簡単に言うなよ! そこが難しいじゃん!
午後から,いよいよ前に書いた双眼鏡の接眼レンズをスティックカメラにくっつけることに挑戦しました。この接眼レンズ,ケルナー式(でした!)だったけれど,そのままでは焦点距離が合わなかったので,分解して,ちょうど良い方1枚を使ってカメラのレンズとしました。残念なことに単レンズの方が合ってしまったのでカメラレンズとしては良くないかも。もう一方は2枚合わせなので,交換レンズとして使えるよう工夫してみよう。取り敢えずこちらは保存。
接着は,1分硬化のエポキシ樹脂を使いました。レンズ合わせの時,画面が白くかぶってしまったので,鏡筒内の乱反射を押さえるために水性アクリルのフラットブラックを塗っておきました。本当は完全つや消し塗料がいいんだろうけど。
そうして完成したのがこのスティックカメラです。超望遠。どのくらいかは,分かりません。画像は良くない。もともとが10万画素だからね。
夜の室内だと超望遠すぎてサンプル画像が撮れないので(上右の画面に写っているのは,天井の丸い蛍光灯),明日の朝撮ります。楽しみ!
H14.10.7
MSC1を改造する!?
スティックカメラに付いているレンズは非力なレンズです。焦点距離がf2.65mmで,明るさがF4.6(だったかな?)。レンズ部分を前から見ると,ポチッとガラス部分があります(プラスチックだったりして)。それでも,青く反射するのでコーティングしているんだ(当たり前か)。しかし,これで普通に(普通というのは,銀板のコンパクトカメラ程度にということ)撮影していると,写したはずの人物の顔が認識できない!
MSC1で普通に撮ろうというのがそもそもの間違いで,MSC1の責任ではない! MSC1なりの特性を大切にして撮影しなければならないのだ,と思うようになりました。昔使ったペンタックスのAUTO110というカメラに近い特性です。つまり,接近して撮れ! ということ。被写体がフレーム一杯に入るようにして撮るんです。
だったら,最初から標準レンズでなくて,望遠レンズを付けろよな〜 という文句は当たりませんか?
SONYさんがやらないなら,改造してしまえ! てな訳で,やってみました,画像だけ。折角買ったMSC1を壊したくなかったので。
不要になった双眼鏡から接眼レンズを取り,レンズ部分を取り去ったMSC1につなげる。この接眼レンズの焦点距離は,双眼鏡の倍率と全長から概算すると14mm程度だと思えるので,MSC1改は35mm版カメラでいうところの250mm望遠レンズを得たことになります(ホントかね?)。
あとは実際に撮影して,適当な絞りを入れてやれば完成です。レンズ自体が台座にねじ込まれて可動するので,回すことでピント合わせができます。
問題は,何をやるにも望遠レンズを使わねばいけないことです。ズーム接眼レンズを使うといいのかも?
それよりも,実際にやってみたいですよ。でも,MSC1の分解方法が分からない。誰か教えてください!
H14.9.22
MSC1によるミクロとマクロの世界
えー,お決まりの望遠鏡(といっても双眼鏡)と顕微鏡にコリメート法でくっつけて撮影してみました。
普通に撮影 | 7×18 | 11×80 | 400倍の水草 |
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マクロもミクロのいずれにしてもケラレてしまいます。これは,MSC1のレンズがかなり奥目だからです。また,光軸を合わせるのが難しいので,双眼鏡や顕微鏡の接眼レンズの外側を削ってMSC1の円錐の窪みに納まるようにすると,安定して光軸が合いますし,レンズ同士が接近してケラレも解消されるでしょう。
なお,どの画像もシャープネスをかけています。
改良版の30万画素MSC2なんてのが出たら,このMSC1を改造して,焦点距離が3倍くらいのレンズを付けてみようかとも思います。