龍の口

 本当は,高い山に登りたいのだけれど,都合がつかないので,低い山で遊んでいます。低山には低山の良さがあります。この山域は,なかなか良くまとまっている上に,近郊の山だけあって,道も割合多いので楽しめるようになっています。時間が少ない,若者ではない人にとっては,良いトレーニング場になりそうです。1コースの上り下りに1時間程度ですので,半日で楽しめますし,コースを変えれば,午前と午後の両方でも楽しめそうです。


H26.10.18

 人気の山なので駐車場は満杯です。かなりの人が楽しんでいるのです。

 駐車場の南端に停めることができたので、そこから登ることにしました。20分ほど登って尾根に上がってしまえば、あとは西に進みます。適当にベンチがあって木陰で休めます。

 ちょうどいいところに、道を外れて眺めのいいところが何カ所かありました。その度に笛を吹きます。こんな具合に。

 ひとしきり吹いて、頂上を目指します。途中道に覆い被さるように柿の木があったので、渋柿だろうとは思いましたが、枝が甘柿のように見えたのでちぎって食べてみると.....渋柿でした〜 久しぶり......

 晴天の頂上。眺めも良し。沢山の人だったので早々に後にする。峠に着いてから一吹き。頂上よりも峠のような所の方が響いていいような気がします。

 折角なので龍ノ口神社にお参りして、娘の安産を祈願して来ました。


H25.7.7

 七夕は関係ないが,今回もここでトレーニング。駐車場を8:40出発。前回と逆のコースを取る。神社の表参道鳥居を8:48にくぐる。

 表参道コースは岩場になる。砂岩層が良い具合に凸凹していて,乾燥していれば歩き易い。粒子が細かくなるところもあって,雨の後は滑りやすい。また,粘土層もあって,そういうところは苔が生えてスリップの原因となる。

 8合目の表示に9:15着。それから直ぐに登りの終了だ。

 9:24龍ノ口神社に到着。登山安全祈願だろうか,中で祈祷が行われている。

 トイレをお借りして直ぐに縦走にかかる。階段を下りたところにちょっとした広場があり,落ち着くところで笛を吹きたいところだが,迷惑になりそうなので止めた。

 峠でもパーティが休んでおり,なかなか動かないので挨拶だけして頂上へ向かう。9:39

 9:55頂上。珍しい人に出会った。今日も天気はいい。梅雨が明けたのだろうか。温度計があり,前回より4度高い28度であった。流石に里山だ。

 南北からいろんな道が交差するのもいい感じだ。

 西の端まで歩くことにした。10年ほど前もこの道を歩いたような気がするけれど、違うのだろうか? あのときは、結構眺めが良かった。木々も成長したのだ。日差しが隠れて、歩きやすいのは有り難い。10:40戻ってきた。


H25.6.29

 夏山のトレーニングに選んだ。県北に行くには,時間とガソリン代がかさむ。龍ノ口はなかなかいい里山だ。

 8:57駐車場を出発。駐車している車はそれなりにある。人気の山だ。

 10数年前の登山図と現在のものを比較すると,描き直されたようだが,コースの変更はないようだ。

 トイレ横の道から登っていく。高い木が生い茂った谷筋で涼しい。9:15分岐

 歩きやすい傾斜で山桃の群生地を抜けて広場に出る。9:30。三角点があるが,木々に遮られて展望はない。

 ここからは尾根に乗って歩くことになる。若干の上り下りはあるが,日陰も多く快適だ。

 途中南に降りる方向に道がある。そこに祠も建っている。

 すぐに南北に辿る分岐がある。

 緑のトンネルの中をじっちゃんが登る。私もじっちゃんだが.....

 右写真中央に三角点がある。木々に囲まれて展望はない。

 ほどなく龍ノ口山山頂だ。

 山頂9:52。岡山市街方面は切り開かれていて展望は良い。10数年前には東屋があったはずだが今はない。

 山頂は賑やかだ。小休止して神社に向かう。途中アオスジアゲハの羽を見つける。素早い蝶なのでしっかりと羽を見ることはない。綺麗な青だ。

 10:06峠に着いた。ここは,南の四御神(しのごぜ)から車道がきている。一度平行して付いている登山道で来たことがある。

 ここにマサが積んであり,登山者に神社まで袋に詰めて上がってくれるようにとボランティア依頼があったので,持たせてもらった。龍ノ口神社の境内が雨水によって土砂が流出するようだ。

 わずかな距離だが,急登をこなして10:18神社に着く。ここは三人の子どもたちがお世話になった。参拝して下山にかかる。

 10:23途中の岩場からの眺め。初日の出も見ることができる位置だ。

 10:49に下山終了。駐車場まで少々コンクリート道を歩く。10:56駐車場着。2時間ほどの山歩きだった。今の段階でのトレーニングにはちょうど良いかも知れない。


H21.7.5

 久しぶりに山登りとして龍の口に登った。お参りするのに登ったことは何度もあったのだが。

 グリーンシャワー公園の北側から尾根道を上がり,谷を西に下って公園に出た。暑くなければ,爽やかな半日になる。走って上がる人もいる。

 頂上はこんなものだ。

 本当の龍の口はここではなく,もっと西に行かねばならない。次回は,くるっと回ってみたい。


H13.3.3

 四御神からの登路が表参道だと思うので,挑戦してみました。竜ノ口小学校があるところあたりが起点だと見当をつけて,新幹線沿いの道から大きなT字路を北上してみました。思いの外長い道を走ると,山際にぶち当たり,東へ進路を取ります。竜之口神社への参路の標識があったところから北上して80m,東へ折れるとすぐにバス停。その前を北上して20mも行けば,駐車場です。たくさんの参拝者が来るんでしょうね。路上駐車になったんでしょうか,町内会の配慮でできたような駐車場です。

南側 四御神から 駐車場は狭いが用意してくれている:感謝

 来た道を北上すると,池があります。ここには有名な古墳があり,その方向への道標があったので,さらに,古墳を経て竜之口山頂の小さな道しるべもあったので,つられて入ってしまいました。池を過ぎると突然の急登です。これは違うな。と思いましたが,どうせ頂上へ行けるのだろうし,古墳も魅力だったのでそのまま急登。しばらくすると眺めの良い送電線の鉄塔下に出,さらに階段(Fig.1)を登ると古墳頂上に着きました。

Fig.1Fig.2

 ここの古墳は吉備の歴史上重要なもののようです。魏から卑弥呼に送られたという三角縁神獣鏡が(?)出土したらしいです。県外の大学生が教授らしき人に連れてこられてフィールドワークしていました。竜之口周辺には他にもたくさんの古墳があります。

 古墳を過ぎると,それまで明瞭についていた道が一層細くなります。もっとも,たくさんの人が通るんでしょう,踏み跡以上(Fig.2)だし,赤ペンキとテープが木に付けられていて迷うことはありません。雰囲気は最高です。

Fig.3Fig.4

 しばらく登ると,ひょっこりと稜線の道に出ました。頂上直下のところ(Fig.3)でした。下山は,竜之口山と神社のあるピークとの間の鞍部から四御神への道をたどりました。出発した駐車場に着くでしょうから。

 檜の植林帯を通っていくので暗いですね。雰囲気はありますが,個人的には雑木林の明るい道が好きです。500mごとの(下の方では100mごと?)距離表示の石柱を見ながら谷筋を下っていくと石の鳥居をくぐって駐車場に着きました。65分


 この竜の口は頂上にある神社(竜の口八幡宮)で有名(学業成就!)で,またちょうど手頃なハイキング道があるため,多くの人に親しまれています。

 頂上近くのところからの展望。岡山市を正面に,右へ玉柏の集落,足下を流れる旭川が屈曲する右側が山陽町へ抜ける道。

 ここから登山道は始まります。裏参道にあたると聞きました。表は,もっとなだらかな道だそうで,竜の口小学校の方からのようです。距離としては1km程度です。

 しばらく行くと休憩所。こういう山はゆっくり登るのがいいのですよ。

 これから先,いったん少し下ってから,登り続けます。岩石の道なので乾いていれば快適です。

 最初にあった景色の見えるところまでがんばれば,もう頂上はそこです。

 怖そうな(?)狛犬に迎えられて頂上の八幡宮です。だいたい30分くらいですね。こういう山が家の裏にでもあったら最高です。日課になる。

 ここでは,お札をいただけるだけでなく,お願いすれば学業成就のお祓いを受けることもできます。予約しておいた方がいいですね。

 絵馬がたくさん。みんな願いがあるんですねえ。リブレット50が欲しい....


■続■ H11.10.9

 リブレット50が欲しいとお願いしたら,じきに手に入れることができましたよ! すごい御利益ですね!?

 さて,それはともかくとして,龍ノ口は上に書いてあるだけでなく,とても広い山域がありました。気分転換に,その尾根道を歩いてきました。

 上の図で,@が龍の口八幡宮,Aが頂上の広場。Bが南側の休憩所,Cが駐車場です。

 今回は,そのスカイラインを南側の休憩所までたどり,そこから北西側に下り,途中で北の植林帯をたどり,グリーンシャワー公園にたどり着くというコースでした。

 八幡宮に参拝した後,手入れの行き届いた気持ちの良い南下する道を通り急降下すると,鳥居をくぐり五叉路の分岐点に着きます。

@とAのコルの道標。頂上公園,斜面だがベンチや広く整備され180度以上の展望 

 ここの山道はとても良く手入れされており,道しるべや全体図も要所ごとに整備されているので安全です。整備されている方々の,この山域を大切にしている思いが伝わってきます。歩かせていただいている我々も山域すべてを大切にしたいですね。

気分最高の尾根径

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