角ヶ仙


H13.11.23
角ガ仙

 日本が帯状高気圧におおわれて数日間が経っています。それで,とってもいい天気が続いていますね。で,前から気になっていた角ガ仙(1153m)に登ってきました。

 付近の操山を歩こうと思っていたのですが,メンバーの都合が悪くなって行けなくなったので,角ガ仙に変更したのが9時半。出発したのが10時10分でした。けれど,渓流とは違って急ぐ必要がないので気持ちは落ち着いてました。

 12時過ぎに鏡野町の越畑キャンプ場に到着。広場には2台の車があり,話し声が聞こえていました。もう登ったのかな?それとも,キャンプしてたかな?
 身作りして,12:24発。左写真の左の炊事場の裏が登り口です。

 のっけから急登の連続。それも階段です。短いのだけれど,こたえますね。だいたい4連続だったかな?

それでも,急登のおかげで高度を稼ぎ,展望台へ。展望台にはこんな表示板がありますが前の木が育ちすぎて,葉の茂る頃には見えないんじゃないかな?! 階段道を終えると,道は稜線づたいになります。しばらく行くと,頂上が望めます。

こんなのもあったりして。頂上への最後の笹原直登までにはまだ大分ありそうです。このあと小さいけれど,こたえるピークをいくつか越えます。この辺の尾根道は笹が密生して道を隠しています。しかし,迷うほどではありません。

笹原と雑木帯の境目にある道を登ります。急登ですが,笹を握って登ることになります。下りが大変かも。牛革の手袋(ホームセンターで100円台である)を持ってくれば良かった。ようやく頂上。

 13:46着。頂上には,3枚の手作りの旗がありました。どこかの小学校と保育園。お泊まり保育で登ったみたいです。保育園児が登ったなんてすごいですね。頂上からの下りで転がりそうです。

 下の画像は,頂上からの眺望です。6枚くらいを撮って,つないでみました。かなりうまくつながりましたね。

 下左が越えてきたピーク。右が私。大分腰あたりの幅が重たそうです。

 風もなく,眺めも天気も抜群で最高の頂上でした。下で買ってきた弁当を食べ,チョコレートを囓り,14:10頂上発。

 前日,学校でPTC活動(親・教師・子供が一緒に活動する)というものがあり,参加しました。写真係と思っていたのですが,一緒に野山を駆けめぐることになり,普段動かない身で走り回ったので,思わず左足の膝の中にピリッとした痛みが走ってしまいました。それで,今回の山登りも途中で痛くなったら,そこで中止というこを考えていましたが,膝は大丈夫でした。いつもは,下りで痛めることも多いので,適当な棒を拾ったので体重分散を図りながら降りてきました。幸いに筋肉痛だけで終わりました。

 周囲の山は泉山だけは分かりましたが,その他は不明。少しずつ調べて登っていこうかなと思います。次回は,角ガ仙の北の山か,泉山あたりでしょうか。14:55着。1時間程度の下りなら足は大丈夫でした。じっくりと鍛えるかな。

 念のためと背負っていった湯沸かしセットとミネラルウォーターは途中では使用しませんでした。で,炊事場でお湯を沸かし,コーヒータイムにしました。大分陽も傾き,寒さも出てきましたが,絶え間ない渓川のせせらぎと風に揺らぐ木の葉の音,鳥の声。自然の中に浸りながらストーブの音に暖かみを感じ,湯が沸く音を期待する。
 渓流釣りでは味わえない,落ち着きと充足感は,根限り汗を流して歩いた後特有のものなのでしょうか? もう一度,渓流釣りを考え直すべきなのかも知れません。


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