ドライフライフィッシング05年度


8/25 今年最後の釣行になった

 休みを取って平日に出かけた。禁漁が近づいた上に気持ちの上でも最後の釣行という感じだった。平日といえども先行者はいた。

 完全なピーカンで,途中の水場で淹れるコーヒーの楽しみが,釣りよりも大きかったかもしれない。

 適当にヒットがあり楽しめた。もはやこの時期には大物は出ずに,たくさんの釣師から逃れられた小型のアマゴ達しかいない。

 いつも型の良いアマゴが出るけれど,惜しいことにヒットさせられない場所で,釣り人の方が有利な状況で釣ってみることにした。つまり,護岸ブロックの上からフライを落とすのだ。ラインの邪魔もないし,フライにかかるドラッグも少ない。思った通り,圧倒的に有利な状況で,珍しく良い型のアマゴをヒットさせた。

 この後,一通り気になるポイントを攻めたが,反応はイマイチだった。こちらもそんなに釣ろうとは思っていなかったし。釣りの方は早々に切り上げ,下流の水場で,今年の釣行に思いをはせながら,テーブルを出しガスストーブでお湯を沸かして豆を挽きコーヒーを淹れた。十分に時間を掛けて,今年最後の釣行とした。

 そろそろ,長年続けてきた渓流釣りも終わりにした方が良いのかもしれない。


7/17 雨不足のはずだったのだが...

 「雨が降らない,降らない」と言われていたにも拘わらず,行ってみれば下流のダムは満水だった。何度か土砂降りの雨があったのだろうか,前回6月4日の渓相ともガラリと変わっていた。そうはいっても,決して増水しているのではなく,霧が上がっていこうかという雰囲気で渓の流れは豊潤という感じであった。

 良い釣りができる予感。

 果たして,ここでは型の良いのが手前と奥の2カ所から出てきた。朱点が少ない上に薄く,なんだかヤマメみたいだが,背の黒さがなところからすればアマゴ。純血でない稚魚放流ものなんだろうか。

 あんまり綺麗なので,チビを撮影してみた。

 大水が出て,岩盤が露出している。その穴の中にはいるわけないなあと思いながらも,念のためにフライを投じてみると,なんと釣れた。それも,最近釣れないなあ,と思っていた岩魚。

大きくなって,子孫繁栄させてくれよ!


6/4 山か渓か...

 先週行こうと思っていたのだけれど,事件でダメになったので今日になってしまいました。高気圧におおわれてはいましたが,寒気が入ってくるために午後から雨になるということでした。

 朝早く出発して,軽く山をこなして昼には下山し,その帰りにフライを振る...って目論んでいたのに,元気が出なくて結局日和って涼しい渓だけにしました。

 それでも,初めての区間を釣り上がりました。

 渓相は抜群ですが,水は綺麗ではありません。やはり渓流釣りは綺麗な水を釣る...でなくてはいけません。それでも,釣れるアマゴは最高の美しさです。

 この日は天気予報通り,西から怪しい灰色の雲が押し寄せてきて,雷鳴が鳴り始め雨が降ってきました。折角入渓したばかりでしたが,河原に大きな枝を張り出しているクルミの木の下で雨宿りをすることにしました。クルミの枝葉と蔓性の植物の豊富な葉で傘となり,ゆっくり休むことができました。少々寒かったので,昼寝とはいきませんでしたが。
 周りの石ころを見回すと,花崗岩が目立ちました。カリ長石の入ったものも多く,桃色が鮮やかでした。緑がかった閃緑岩もあり,斑晶がはっきりと入った黒っぽい火山岩もありました。結構多様な岩石があり,雨宿りも苦になりません。
 そのうち漸く雨も上がり,日が射し始めたので釣りを再開。日差しは真夏を思わせるようで,好釣が期待されましたが,数分もしないうちに日差しがあるままで,大粒の雨に変わってしまいました。再び,クルミの下に避難。

 結局30分ほど雨宿りしましたが,なかなかゆっくりできた一時でした。


5/13 平日の釣行 でも,...

 昨日は雨模様でしたが,高気圧におおわれてきたので出かけました。ただ,この高気圧が北方から冷たい空気を送ってきたので,天気は霧雨でした。昼から回復してきましたが。

 平日ということで,別の渓に入ってみました。しかし,先行者はいますねえ。なんで?

 というわけで,竿抜けしているところで何匹か出ましたが,ほぼ空振り。峠を越えて転進しました。

 いつもの場所でも,先行者はおりました。残念。休日の方がいいのかも。チビばかりでしたが,大石のある深みではまあまあの型が出ました。そろそろ終わりかな?


5/8 連休最後ということで 釣行

 前回泥水になって釣りにならなかった区間が気になったので,連休最後に出かけてきました。

 先行者がいなかったようで,大場所でまあまあの型が出てくれました。

 下のようなザラ瀬を遠くからねらってヒット!

 天気は薄曇りで,気温も上がっていなかったけれど,こういう深瀬ではライズがありました。この場所は常にフライに反応するけれど,釣れたためしがないところ。今回は,少々サイズを落として,ブラックパラシュートの#18で狙ってみました。
 一度出たのを合わせ損ねてしまいましたが,落ち着いて長いラインをフルシュート。出た! 合わせると,ヒット! 元気な引きで上がって来たアマゴは20cm級。でも,スレでした(^^;)

 昨年の台風で川底に大きな石が入っていました。こういうところはその間にアマゴがひそんでいるはず。流してみると,思った通り20cm級がヒット!

 こんなところも,居そうだけれど過去実績がないところ。けれど,ストーキングをしっかりしてファーストプレゼンテーションを決めてやると,やはり出た20cm級。

 ここまで8時から4時間ほど。今回は20cm級が数回出ましたね。この後,下流に転進して,コーヒーを淹れて昼食タイム。午後はもうフライに反応しないだろうのに,また渓に入ってしまって,時間の無駄遣い。

 私の愛車。岡山県では珍しい,舗装されていない狭い地道を行くには最適です。BBハイトが高いし,車体が軽いので。それに,小回りが利くので谷底に転落しにくい(^^;)


5/3 ピーカンでの釣行

 5月の連休は,天気が良くなると気温が25度を超えることがある。空気は乾燥して最高の釣り日和になる。前日の天気予報では,好天を約束していたので早朝から出かけた。

 道路脇の温度計は5度を表示してはいたものの,一気に上昇してきた。ところが,あんまり天気がいいもんだから田圃の代掻きも始まってしまった。2尾釣ったところで,水が濁り初め,あっという間に泥水。早々に上流に転進した。

 それでも,先行者はたくさんいて,思うような釣果が得られない。仕方がないから,前回は無理だった新緑の渓流風景をゲットした。


4/16 初釣行 in 花粉s 

 天気がいいし,花粉もおさまったようなので(?)今年初めての釣行に出かけました。それでもまだ春も浅いので,下流から入ることにしました。

 渓流解禁から大分経ったので,釣り人はいませんでしたが,足跡はありました。私が入ったのが,9時開店の釣具屋で年券を購入したあとでしたから,10時頃だと思うので,朝早くから入渓した釣り人がいるんですね。

 お陰で,釣り場も荒れておらず,ポイント毎にアマゴは反応してくれました。ウエダーが破損していて,修理する暇もなかったのでウェーディングシューズを使いましたが,水はそれほど冷たくなく幸いでした。

 ラインが新しいと楽ですねえ。ガイドをスルスル通るし,良く伸び,シュートもやりやすい。ダブルホールで遠投もできますよ。

 渓も新しい葦がまだ生えていないので,川通しで歩きやすい。緑がない細い枝にリーダーを取られることがあるけれど,蜘蛛の巣もないし快適。

 下流では,写真にあるくらいの型が最大の大きさですが,似たようなのが二桁は出ましたので初釣行としては上出来です。

 この後,パソコンのデスクトップ画面を撮影しに上流に転進しました。山肌には所々雪の細い筋が残っていました。渓は雪白がほぼ収まってはいましたが,流れはまだ荒々しく,冷たかったので,魚の反応はイマイチでした。上流をねらうには5月以降ですね。

 帰りにも,下流をねらいましたが,適度にライズがありヒットできたのでラッキーでした。20尾は上げたでしょうか。夏には25cm位のが出そうです。

 釣っているときに,鼻水がツツッーと出てきて仕方がありませんでした。花粉の仕業です。帰宅してからがなおひどく,寝ているときに最高潮! 鼻や喉がつまって苦しいのなんのって。やっぱり,4月下旬に出かけるのが正解かもしれません。


3/11 ただいま準備中

 昨年まで使っていたフライラインは,DTのがダメになった後使っていたものなのだが,これは大昔に使っていたWFだったような気がする。それでもかなり使えていた。イヤ,決して腕がいいというわけでなく,ロッドがハーディだから....自慢か?!

 そこで,このラインも諦めて,ネットで探し回った。いいのはいくらでもある。岡山で唯一?のプロショップにもある。でも,リーズナブルのはない。ラインなんて,3000円前後でいいんだよ。楽に飛んで,ターンオーバーしてくれれば。

 で,検索にかかったSANSUIから通信販売で購入。便利な世の中だねえ〜。東京にいた頃には,岡山に引っ越してからも東京出張の時には,通ったですね。町田にできたときは嬉しかったけど,後の祭りさ。送料や代引き手数料がかかって,3700円ほどになったけど,安いことには間違いない。蛍光グリーンで美しい。オレンジが欲しかったんだけど。

 あとは,津山に行ったときに年券を購入するだけだ。...おおっと,ウエダーに穴が開いておった!


3/6 シーズン開始 !

 3月1日に県内のあちこちの渓流が解禁になりましたが,釣り場はきっと雪道を行かねばなりません。寒いし,花粉も飛び交っているので呑気に釣りに行けません。そこで,昨年購入していたサドルハックルでフライを数本巻きました。私の場合はいつもパラシュート。釣り上がりが好きだし,良く浮き,よく見えるものでなくてはね。#15のお気に入りのTMC103Bに巻いてます。

 一昨年は大型が釣れたし,昨年は数が出ました。今年はどうなることでしょう? まさか,連続ボウズ!! なんて事ではないでしょうね。

 いずれにしても,花粉がおさまる頃の25℃を越える頃かな? となると,4月下旬か。


9/21 シーズン終了 !

 わざわざ鳥取まで出かける必要もなく,今年の釣りは終わりにしました。いい一年でしたね。また,来年期待しましょう。

 来年は,少なくとも1回は(だから南アルプスに入る時はということ)釣りをする! ということにします。源流釣り。そのためにはパックロッドが要るな。?テンカラでもいいか? 水中カメラで撮影というのもいいな。スケールが大きいから。