ドライフライフィッシング10年度


10/23

 釣りではない番外編。

 防水カメラを購入したので実験で渓流の中を撮影した。以前に比べれば,レンズも良いし発色もいい。その上広角だ。写るかな? と期待したアマゴの姿も,どうにかチビが写っている。

 来年のシーズンが楽しみだ。特に,南アルプスの源流で大物を撮影したいものだ。


8/31

 毎年漁期最後の釣りに出かけた。場所はいつもの所だが,開けて気分がいい場所。もうキリキリと緊張に満ちた釣りは不要なのだ。

 久しぶりに14cmほどのイワナが最初に出た。開けすぎて入渓しやすく,釣り荒れているところだろう。幸いに水量が多く,魚は神経質になっていなかったんだと思う。

 この後,同じ型のアマゴが出たが,その後が続かない。チビばかりだった。もっとも,23cm級のアマゴの姿は見たが…

 遡行中に水中の岩の斜面に足を取られて,踏ん張りが利かないままに左肩から水中に沈んで,デジカメをやられた。笑えてしまった。

 デジカメは分解後2日間放置して乾燥し,組み上げて復活させた。今年最後の釣行に花が咲いた。


7/30

 両俣でいい感じの釣りができたので,県北の源流部をねらってみた。クールダウンだ。

 天気が良いかなと思って出漁したが,雲の多い午後には雷でも来そうな様子だった。

 普段から釣り人が多いのだろう,平日というのに12cmほどの木の葉アマゴしか釣れない。

 核心部にはいると渓相は良くなるが,かつての実績は無いところだ。しかし今回は,左の場所で23cmが出た。一瞬フライを見失ったが,泡からアマゴの黒い影が飛び出したのを見て合わせると,良い型が出てきたのだ。このくらいの型は久しぶりだ。

 その後は反応無く,ビデオ取りに終始した。下流もねらったが,予期された大雨で早々に納竿した。


7/25

 南アルプスの両俣に岩魚を求めた。もっとも,山行の合間なのだが,立派なサブメニューだ。

 釣り人はとても多く,岩魚の型も大きくはない。せいぜい20cm級といったところか。1回大きな淵の真ん中で,ボコッと来たのはそれより大きかったかもしれない。

 また,竿抜けといった感じのポイントでは,婚姻色になった雄岩魚22cm程のがかかったが,自然リリースになってしまった。

 釣り人が多い割には,魚は多い。リリースしているからだろう。これが根こそぎ持っていかれたら,ダメになってしまうのだろうな。

 林道から降りたところの直ぐのプールで岩魚がライズしていた。釣れると思って,挑戦したところ何度目かでヒット。こういうピーカンの天気で釣りをするのは最高です。

 帽子をかぶった方がいいね。しかし,最高の環境だ。もっと昼間の光が入った方がいい。


6/13

 天気が良かったので再度出漁。水量が若干少なかったのでバックウォターから入ることができた。反応はいまいちだったが、20cm級が所々で出た。

 天気がいいと気分がいい。たとえ釣れなくてもね。けれど,ほどほど釣れるので尚更嬉しい。ビデオカメラにワイドコンバージョンレンズを付けたので,広くていい。もう少し青空を入れれば良かったな。高い位置から撮れるように長い三脚を考えようか。携帯性が良くなければならないしな。難しい。

 渓から上がって車に戻ろうとして道を歩いていたら,後ろから来た車が止まって,運転している人が話しかけてきた。どうやら漁協関係の人らしく,昨年10月に放流した場所を教えてくれた。感謝。もう少し暑くなって,上流に行くことができるようになったら,試してみようか。


6/7

 2週間ほど雨が降っていなかったので,減水しているだろうと思って出かけた。天気は良くなく,津山あたりでパラパラと小雨が落ちた。幸いに大した降りにならずに帰宅できたが,日没後の今は大雨だ。

 気温が低かったので,半袖で出かけたが,車に入れっぱなしのウインドブレーカーを着用。

 真ん中の大岩の左側を流したところ,右の流れの底から20cm級がギラッと光りながら飛びついて来た。勢いが良すぎてフライを持って行かれた。

 ヒットするのは小型ばかりだ。しかし,岩魚が出てくれたのは嬉しい。この岩魚,大きな口を開けて飛びついてきたが銜えきれなかった。もう一度流したら,かかった。

 ここぞ! という場所ではビデオを設置する。ヒットの瞬間を撮影したいのだが,うまくはいかない。この後,ここでは地球を釣った。

 ところがだ,下の場所では,一度流したフライに20cm級が反応した。そこで,フライを交換してビデオをセットした。すると,一投目にヒットした。それも,超小型が.....


4/29

 今年初めての釣りだ。スギ花粉は終わったのだがヒノキ花粉がひどい。それでも関係なく出かけてしまう。

 気温は高くない。20度くらいまでしか上がらなかったのではないか。水温も高くない。春の雨が多かったせいか水量が多くダム湖のバックウォーターが大分上流に上がっていた。従って条件は良くない。

 今回はVADOで動画撮影をしてきた。そこから画像を取り出しているので,16:9の画像になっている。早いとこ広角レンズを取り付けられるようにしておこう。

 ダムより上流は良くないので,下流に転進した。動画なので,コマ送りしていい瞬間を切り出すことが出来た。フライラインのループが出てますねえ。

 県北の田植えは早いので,苗代かきによる濁りが入ってしまった。魚からは私の姿が見えにくくなっているだろう。私からは魚の飛び出しがよく見える。

 15cmが1尾だけヒットした。他に5cmなんてのも多数飛び出してきた。再来年が楽しみだ。