アルコールストーブ


R5.10.5 eCHSアルスト

 アルファベットになるとよくわからないのだけれど、tetkobaさんのサイトで勉強して、「eCHSアルスト」だと思う(^^;)アルコールストーブを作ってみた。直径が53mmのアルミ缶を使用。バスタブ穴は38mm。ジェット穴は0.8mm径 6個。五徳なしで、この形のストーブの上に直接コッヘルが載るような説明が見られるが、このバスタブから燃焼のための酸素供給が行われるだろうので、直接載せてしまうと酸素不足で消火されると思うのだがどうだろう。

 この作の燃焼実験。前回作ったものとの比較。五徳も改善してみた。線材が確保しにくいので、付近の店舗で購入したΦ2mmのステンレス線とΦ5mmのアルミパイプで組んで、マグカップやコッヘルで柔軟に幅を変えて支えられるよう組んでみた。

 前回同様の条件、20mlアルコール、300mlの水を蓋無しコッヘルで加熱。今回はかなり強力で、本燃焼が9"、沸騰が2'40"から始まり3'30"で完沸。燃焼は4'30"だった。

 ストーブのエッジが灰色に見える所を耐火接着剤でシールドしているのだけれど、隙間が空いているようでジェット穴からではなく、10時から11時の方向のシールド部分から炎が上がってしまった。


R5.9.23 アルコールストーブ

 久しぶりの登山なので軽量化を図り、新たにアルコールストーブを購入した。定番のアルストに似ているが、格安の物。ナフコで購入。安定した火力で非常に使いやすかった。しかし、私のエバニューのチタンU.L. Solo setコッヘルでは火が大きすぎた。もう少し火の輪がコンパクトなものがいい。

 そこで、自作することに。小さいアルミ缶を探すといろいろある。これは52mmほどの口径だ。右のエバニューのカップではいいかもしれないが、左のマグカップで湯を沸かすには炎が大きすぎて効率が悪い。

 そこで、さらに口径の小さなアルミ缶を探して、ウコンドリンクを調達。口径45mmほど。口径が小さくなるほど被せ加工が難しくなる(^^;) どうにか完成させて試運転。

 20mlアルコール、300mlの水を蓋無しコッヘルで加熱してみた。本燃焼が1'40"、沸騰が6'30"から始まり7'40"でブクブク。燃焼は12'続いた。

 食事計画は、湯を沸かすだけで済ませられるようにしている。ということは、単純に計算すると、1回の炊事で、8'燃焼してくれればいいので、14mlのアルコールを用意すればいいということか。

 持参するアルコール計画としては、1泊につき、14ml×2+7ml×2=42mlとなる。7mlはコーヒー用。まあ、多めに持っていくけど(^^;)

 使えるな。五徳はwinpy-jijiiさんアイデアの物。感謝。

 ちょっと違うかもしれないが、これまで作成してきたのは下図の左側Aタイプ。ジェットが外向きに出る。次回は、Bタイプを予定。ジェットが出る方向が内側になる。だから炎の輪が狭まる。口径の小さいマグカップでも効率よく温めてくれるかも。

 Bタイプは、ジェットの出る所に耐熱材でシールドしなければならない。これを失念して失敗作を作ってしまった(^^;)


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